CTOのブログ(9) 続・自由研究 ~ラデッシュの発芽~ | 観葉植物・家庭菜園の虫除け・土・室内栽培なら株式会社ラテラ

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CTOのブログ(9) 続・自由研究 ~ラデッシュの発芽~

こんにちは、㈱ラテラCTOの荒磯恒久です。短い夏休みも終わりましたね。8月初めのブログで短い夏休みの自由研究テーマをご紹介しましたが私も実際にやってみました。今日はレポート提出です。

自由研究テーマは「ラデッシュの発芽の様子」。プラスチックのカップ(コンビニのアイスカフェラテのカップなど)に人工土壌を入れて、カップの壁に沿って種を蒔き発芽と発根を見ようというもの。やってみて、意外に難しかった! 根が伸びる様子を見るのが目的なので、うまく壁に沿って根が伸びてくれなくては失敗だ。カップの内側に伸びては見えてこない。成功したのは、なんと8個で2例。根が見えてくるかどうかわからない全ての種をひたすらスマホで写真に収めるのは根気のいる仕事だった。

しかし8個の種の中の2粒が期待に応えてくれた。種を蒔いたのは8月24日の午後、次の日午後(1日目)に種の皮を破って薄いベージュの芽が顔を出した。(ここまではほぼすべての種で確認できる。)この芽が上に伸びるのかと思っていると、2日目には下を向いた。

さらに3日目、劇的な変化が起きた。芽の先端はさらに下へ伸び、根毛が出てきた。写真では水につかっているのでモワーっとしているが、別の種が土の表面で横向きに発芽したものがあり、根毛がはっきり見えている。このモワーは根毛に間違いない。最初に出た芽は根になったのだ。

 

では双葉はどこから出るのか? 種の中に残っていた丸い球が二つに割れて、ついさっき固定された小さな根に支えられ頭を上げて双葉になった。これも3日目の出来事だ。双葉側の芽の部分は赤紫になっている。色の変わり目が茎と根の境目らしい。どんな理由で根と茎が分かれたのか。

実験というものは、ひとつのコトがわかると、さらに難しい問題が出てくるものだが、今回、ラデッシュの芽が問いかけた難問には降参だ。よし!調べてやろう、と思う心から科学は発展する。ニュートンは「なぜリンゴが落ちるのか」という難問から万有引力の法則を見出した(という話だ)。もし彼が「落ちたリンゴの種から芽が出てリンゴの木になるはずだ。なぜそんなことが起きるのか」と思ったら、きっと偉大な生命科学者になったことだろう。

話がそれた。ラデッシュの発芽、さらに24時間後、4日目には上から見ても「あっ、芽が出たよ」という形になった。根をよく見ると毛根の間にうっすらと見えていた主根が下へ伸び、水や栄養を吸収する準備をしている。茎はまっすぐ上に伸びて双葉が太陽の光を効率よく受けるように開いた。

発芽のドラマは4日で終わった。これを植物生長の第1幕とすれば、第2幕は根が栄養を吸い上げ、葉の枚数が増え光合成が本格的に起きて大きく生長するステージだろう。第3幕は花をつけ次世代を育てる種を作ることだ。ラデッシュの場合は第2幕と第3幕の間に根が肥大して赤くて丸い「多肉根」を作るステージがある。それぞれのステージには発芽・発根に匹敵する壮大なドラマがあるに違いない。これらのステージが持つ難問を見つけ出し、解決していくことは何にも増して人生を豊かにするものだと、私は信じている。

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