CTOのブログ (19) テーブルトマトの生命力
こんにちは、ラテラCTOの荒磯恒久です。
今回は、草丈わずか25cmのテーブルトマトの生命力に驚き、勇気をもらったお話です。

(レジナ、2度目の開花)
正月、1月1日にテーブルトマト(レジナ)の種をクリスタルグレインを入れた紙ポットに蒔きました。2月15日に開花、2月25日には小さな青いトマトの実がつきました。その数、約20個。3月中は実がどんどん大きくなり、この月の末に色づき始めました。4月には、緑→黄色→オレンジ→赤いトマトへの変化を20個の実が順番に演じ、見るたびに心が癒されていました。熟したトマトはみんなで味見をして「甘いね」という感想でした。5月も下旬にさしかかり、種まきから半年になろうとするこの頃、25cmのテーブルトマトの寿命もこれまでかと思っていました。その矢先、黄色い花が咲いているのを見つけたのです(写真)。不意を突かれました。
普通の丈の高いトマトは何段にも花をつけ、下から順番に実をつけます。25cmの小さなトマトにもこのDNAの力は脈々と流れていたのです。
Tomatoes, be ambitious!
勇気をもらいました。
【レジナを育てたい方へ】
クリスタルグレインを使えば水やりだけで育ちます。2~3粒種まき後、6日ほどで発芽、10日後くらいで間引きして1株残します。その後はトマトらしい本葉が成長します。
45日目ころから開花が始まり、結実してゆっくり大きくなり1ヶ月ほどの時間をかけて赤くなっていきます。
【 Tomatoes, be ambitious! 】
札幌農学校クラーク博士の ” Boys, be ambitious! ” を、トマトにも贈りたくなって思わず書いてしまいました。