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CTOのブログ(23) 虫がでない室内栽培 ~20cmのニンジンが育つ~

こんにちは! ラテラのCTO(技術担当)の荒磯恒久です。

冬が近づいてきました。室内で植物を育てる季節になりました。でも、土から虫が飛び出したりしたら嫌ですね。ラテラの無菌人工土壌なら虫や菌の心配はありません。もちろん殺虫剤なしです。しかも人工土壌に肥料を染み込ませているので水やりだけで植物が育ちます。

とは言っても、植物がちゃんと育つの? と疑問を持たれる方もいらっしゃいます。今日は大きなニンジンが育ったお話をします。光と温度さえあれば、冬でも育ちます。鉢の深さはニンジンの長さでOKです。

ニンジンは発芽が少々遅く、種まきから1週間から10日かかります。写真は種まきから15日後の様子です。3粒蒔いて3本とも発芽、優秀です。双葉の間から、もうニンジンらしい姿の本葉が出ています。もう少し成長してから間引きして元気な1本を残します。

60日後、水やりだけで大きくなりました。

まだ太さ2cmほどですが、根もオレンジ色ではっきり見えてきます。この根は写真を撮るためにちょっと土を掘っていますが普段は土をかけておきます。ニンジンの根には、なんと葉緑素があって光が当たると緑色になるからです。

さらに60日間、やはり水やりだけで育てます。種まきから合計120日経って根の太さは5cm、そろそろ収穫の時期です。根張りがしっかりしていて抜くのに力が要ります。

根の長さ20.5cm、土の深さが21cmだったので鉢の底まで育っていたのです。驚きました。人工土壌の力はなかなかのものです。

どうして水やりだけで、追肥(途中で肥料を足すこと)もしないのにこんなに育つのでしょう? それは人工土壌の成分のゼオライトに秘密があります。この鉱物は結晶構造を持っていて、その結晶の中に肥料がぴったり収まる小さな小さな隙間があるのです。肥料はこの隙間に入っていいますが、水に触れると一部分が外に出てきます。これを植物の根が吸収して生長の栄養にするのです。肥料は一度に全部出ることはありません。ゆっくりと植物の生長に合わせて出てきます。

無菌人工土壌の成分には虫や菌の栄養になる物質が含まれません。虫が飛んできて卵を産んでも栄養が無いので成虫にならないのです。

長い冬、室内で安全に野菜を育てながら春を持ってみませんか。

 

 

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