2023-03-20 CTOのつれづれブログ ~観葉植物の虫除け:カイガラムシ~ こんにちは、ラテラCTOの荒磯恒久です。 観葉植物の葉や茎によく付く虫、アブラムシ、ハダニを見てきましたが今回はカイガラムシを取り上げます。 カイガラムシは見た目には目も足も翅もなく本当に貝殻のように見えますが実はカメムシに近い昆虫なのです。口に長い針がありこれを植物の維管束に差し込んで栄養分を吸い取り植物を弱らせます。これはアブラムシとよく似ています。カイガラムシの種類はとても多く、世界で7300種、日本でも400種が発見されています。カイガラムシは観葉植物、多肉植物やサボテンによく付くのですが、実は果樹を初めとしてほとんどの植物に付きます。まさに植物のあるところカイガラムシ有りなのです。写真はルビーロウカイガラムシで、日本では関東以西に広く分布し、お茶、椿、ミカン、柿などの多くの樹木に寄生します。 このルビーロウカイガラムシは我が国では明治30年に発見され農家を悩ませ続けたのですが、1945年に九州大学でこのカイガラムシに寄生する新種のハチが発見され、これを放飼することによって駆除に成功したという歴史を持っています。 カイガラムシは種類が多いので、色や形も様々で白いものから赤いものまで多種多様ですが、大きさは概ね1~3mmです。卵は1mm程度で目では見えにくく、成虫になってから発見されることが多く、既に表面がロウなので被覆されているので殺虫スプレーなどは効果がありません。駆除するには歯ブラシなどでこすり落とすか、一匹一匹ヘラではぎ取ることになります。 発生経路は、①もともとの苗に付いていた、②風で飛んできた、③衣服やカバンに付いて持ち込まれたなどが考えれます。根絶は難しいですね。しかし、カイガラムシは風通しが悪く、暗くて埃の多い場所を好むので、大事な観葉・多肉植物やサボテンの環境を整えてあげればその発生は大きく減少します。 一覧 CONTACTお問い合わせ 一般のお客様(商品について・発送など) 商品に関するご質問、ストアに関するご意見・ご質問などは、こちらからお問合せください。 CONTACT FORM一般のお客様向け 大量注文を検討される事業所様 開発や、大量の注文のご相談などは、こちらからお問合せください。 CONTACT FORM事業所様向け INSTAGRAM YOUTUBE 特定商取引法に基づく表記 配送・送料について プライバシーポリシー トップ こんな方へおすすめです 土壌ってなに? わたしたちについて オンラインストア 開発ストーリー スタートガイド アクセス マイカート 当サイトについて お問い合わせ Company Profile